お客様の声

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錦興産をご利用いただいたお客様の声を集めました。どの事例も権利関係や当事者の事情が複雑に絡み合っており、それらを総合的に解決できる業者を探されていた案件ばかりでした。

以下は、ほんの一例です。全ての事例がケース・バイ・ケースなので、これらと全く違う問題でもお気軽にご相談ください。

事例その1:相続の相談を税理士にしたものの・・・

問題
遺産相続が発生したので「相続のことは税理士に」という広告を見て相談に行かれたそうですが、税務に関してはプロであるものの不動産の問題を解決するノウハウを持ち合わせておらず、結果的によそを当たって欲しいと言われ、錦興産へお越しになりました。
解決法
その税理士さんがおっしゃるように、税理士は税務のプロであって不動産のプロではありません。しかも相続は権利関係が複雑に入り組んでいることが多く、単なる売買だけでは解決できない事例が多いです。相続に関わっている当事者の方々と話し合いの場を持ち、必要に応じて弁護士を関与しながら権利関係を整理した上で相続を完了しました。相続の対象となる遺産が土地だったため、不動産の評価や相続登記、分割協議にいたるまで最初から最後までお客様が不利益にならないよう、サポートをいたしました。

事例その2:相続人の1人について行方が分からず遺産分割ができない

問題
相続の段階になって、法定相続人の資格を持つ人の1人について行方が分からず、遺産分割協議が進められない。
解決法
意外に多いのが、相続の段階になって初めて「相続人が他にもいた」というケースです。その人の存在すら知らなかったということも多いのですが、法律ではその人も含めた相続人全員の合意が必要なので、このままでは協議を進められません。そこで弁護士を代理人に立てて、その代理人を含めた協議を成立させ、お客様の相続をスムーズに進めるお手伝いをいたしました。

事例その3:遺産相続で生活保護が打ち切られそうになった

問題
長い期間ほとんど連絡も取っていなかった父親が亡くなり、相続が発生することが分かったお客様の事例です。その方は生活保護受給中で、相続によって財産を得ると生活保護が打ち切られる可能性が出てきました。その方は一時的な遺産は不要で、相続と父親の借金整理を全て自分の生活保護に影響の出ないところで解決して欲しい、というご要望でした。
解決法
生活保護は生活に困窮している人のためのもので、処分できる財産がある人は対象外になります。この方にとって父親の遺産は突然転がり込んできた話でした。しかも父親には借金もあり、正と負の遺産をそれぞれ自分の今の生活に影響が出ないところで全て片付けて欲しいというものでした。相続した土地を錦興産が購入する形で取引を行い、その購入代金を借金の返済に充て、差し引きゼロになるような解決法をとりました。これによってお客様が土地資産を持ったままになることなく、引き続きこれまで通りの生活が続けられるようになりました。

事例その4:借地の上にあった自分の家が地主に取り壊された

問題
借地の上に家を建てていたお客様でしたが、ある時期から地主が地代を受け取らなくなりました。その後なし崩しのように地代を支払っていない状態が続き、そんなある時、地主が一方的に借地の上にあった家を取り壊したのです。こんなことが法的に可能なのかという点も含めて、トラブルを解決したいというご相談でした。
解決法
地主の土地とはいえ、その上に建っている家はお客様のものです。それを勝手に取り壊すことは、下手をすると器物損壊罪など刑事事件にもなりかねません。一方的に取り壊した上で話し合いの場を持てば否応なく立ち退きの話になるので、地主側もそれを狙っていたのではないかと思います。弁護士が関与しながら私たちもサポートを行い、地主側と話し合いによって建物の対価として金銭を支払うことで合意しました。お客様としても住居ではなく半ば空き家のような状態になっていた家だったので、金銭での解決を希望されていました。関与した弁護士の話はどうしても専門的になりがちですが、錦興産はそれを分かりやすくご説明したり、弁護士とのやり取りをお手伝いすることでスムーズに解決できました。

事例その5:父親が亡くなり、突然債権者から返済を求められた

問題
何十年も疎遠になっていた父親が亡くなり、その父親が借り入れをしていた債権者(保証協会)からある日突然、返済を求められました。それと同時に父親は土地を2ヶ所に持っており、その土地を相続して返済に必要な分だけ売却して、それで残った分を相続したいというご相談でした。
解決法
ご相談をいただいて亡くなった父親の土地が持つ価値を調査したところ、保証協会から求められている返済をしてもプラスになる計算が成り立ちました。そこで相続放棄という選択肢にはせず、土地と借金の両方を相続することに。土地については錦興産がより良い条件で売却できる交渉をまとめたので、ご自身で何のツテもない不動産業者に依頼するより多くの金額が残ったと思います。親とは疎遠になっていることもあって、残った土地もご依頼によって売却し、お客様はその売却代金を金銭という形で相続を完了されました。
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